2015「第17回千葉市小学生・第13回中学生テニストーナメント」

 大会結果

 小学生・男子の部(9/22:青葉の森スポーツプラザ)  小学生・女子の部(9/22:青葉の森スポーツプラザ)


写真左から
 優勝:堀 結斗君(土気南小)
    準優勝:斎藤優介君(幕張西小)
        3位:坂野元哉君(おゆみ野南小)
           4位:石井英慈君(真砂西小)

決勝:堀 結斗 6−4 斎藤優介
     (○付き数字はサービスキープ)
1. 堀 結斗 @2B  C5    E
25. 齋藤優介     @   2B4

左利きの齋藤君はフォアのループスピンが得意で自由自在だ。
堀くんのフォアのトップスピンは、身体全体でガツンと打ち威力がある。
序盤、よく曲がるスライスサーブや、強いトップスピンのストロークで堀君が3-0とりーどする。
中盤でも齋藤君は得意のフォアのスピンを軸に戦うが、ゲームが取れず1-5と追い込まれる。
キープすれば優勝の7ゲーム目で、堀くんはダブルフォールトの連発で流れを失う。
齋藤君はミスをしなくなり、隙をついてドロップショットを打つなど、流れをつかみ4−5と追い上げる。
苦しくなったはずの堀くんがレベルを上げて、よりライン際に打ち込んできた。その厳しさに齋藤君は動ききれずにミスが出る。
最後に集中して、リスクを恐れずラインを狙った堀くんが、第1シードの精神力で優勝した。 

 
3位決定戦:坂野元哉 7-6(6) 石井英慈



写真左から
 優勝:木島菜々花さん(小谷小)
    準優勝:冨樫りさ子さん(真砂東小)
        3位:松坂珠代さん(都賀の台小)
       

決勝:木島奈々花 6-1 冨樫りさ子
     (○付き数字はサービスキープ)
1.木島菜々花 1A3C5E
12.冨樫りさ子 

1ゲーム目は冨樫さんのサービスゲーム。ファーストが入らず、セカンドを攻撃されブレークされる。
2ゲーム目の木島さんもサービスが不調で接戦になるが、ノーアドを取ってキープし流れを掴む。
次第にラリーが続くようになるが、続くほど木島さんのラリー力が光ってくる。
冨樫さんは先に左右に振られて、得意の力強いストロークを打たせてもらえない。
木島さんは読みや予測に優れていて、常に良い打点に入る。早いタイミングのストロークは、コースを読めないしコントロールも良いので、しばしばウィナーになる。コートに思い通りの絵を描いているようだ。
木島さんが第1シードの実力を発揮して、1ゲームも与えない素晴らしいプレーで優勝した。

 

3位決定戦:松坂珠代 7-5 横山真都

中学生・男子の部(9/23:青葉の森スポーツプラザ)   中学生・女子の部(9/23:青葉の森スポーツプラザ)


写真左から
 優勝:金田竜介君(稲毛中)
    準優勝:佐藤和磨君(おゆみ野南中)
        3位:三好優人君(緑町中)
           4位:吉田直樹君(幕張本郷中)

決勝:金田竜介 6−4 佐藤和磨
     (○付き数字はサービスキープ)
 1.金田竜介  1 2 3C D6
24.佐藤和磨 1 2 3  C

第1シードの金田君はフォアバックとも両手打ちで、速いフラットドライブ系のショットを打ち込む。第2シードの佐藤君もスピンをかけた速いボールで、安定性とプレースメントが良い。
1ゲーム目は攻撃的な金田君のミスが早く、2ゲーム目は金田君の攻めが決った。
3ゲーム目から両者のラリーのレベルが上がり、壮絶な打ち合いになる。金田君が攻めきれるか、攻めのミス早いかというパターンで進み、すべてブレークゲームで3-3になる。
7ゲーム目、金田君のサービスが調子よく初のキープ。8ゲーム目ではレシーブミスが多く佐藤君も初のキープとなる。キープパターンで5-4となる。
10ゲーム目は佐藤君のサービスだが、緊張したのだろうか1ポイント目がダブルフォールト。金田君も緊張する場面だが、ミスを恐れずよりライン際を攻める。佐藤君は拾いきれずミスをする。マッチポイントで金田君はフォアのダウンザラインのエースを放った。
佐藤君にも勝機はあったが、攻めきった金田君が優勝の栄冠を手にした。

3位決定戦:三好優人 6-3 吉田直樹



写真左から
 優勝:岩田 凜さん(大椎中)
    準優勝:渡邉夏緒さん(泉谷中)
        3位:椙山真凛さん(都賀の台小)
           4位:鈴木優希さん(おゆみ野南中)      

決勝:岩田 凜 6-0 渡邉夏緒
     (○付き数字はサービスキープ)
1. 岩田 凜 @2B4D6
18.渡邉夏緒 

岩田さんは1ゲーム目から、ガツンと重い当たりのサービスが入り主導権を握る。
続く渡邉さんのサービスゲームでも、岩田さんはガッチリ構えて重いボールで攻めきってブレークする。
次第にラリーが続くようになり、渡邉さんも強打をするようになるが、先にミスをしてしまう。重心を低くして思い切り強打をする岩田さんに、渡邉さんはなかなかポイントが取れない。
渡邉さんはサービスゲームでは、岩田のリターンのプレッシャーが重くのしかかり、6ゲーム目をラブゲームで失ってしまいキープが全く出来なかった。
岩田さんは愛嬌のフレームショットもあったが、強打で圧倒して見事に優勝した。


3位決定戦:椙山真凛 6-0 鈴木優希