第29回千葉フレッシュジュニアテニストーナメント(2014年)

18才以下・男子(終了)」 「18才以下・女子(終了)
16才以下・男子(終了)」 「16才以下・女子(終了)
14才以下・男子(終了)」 「14才以下・女子(終了)
12才以下・男子(終了)」 「12才以下・女子(終了)
10才以下・男子(終了)」 「10才以下・女子(終了)

各年齢別の入賞者のご紹介 
18才以下・男子(7/22:ヒルスコート)

写真左から
4位:結城 陽(渋谷幕張高)
       準優勝:高橋 悠希(市立千葉高)
                  
優勝:前田 翔吾(白井TC
                          3位:熊田 幹(東京学館浦安高
                  
                      

決勝:前田 翔吾 7−5 高橋 悠希
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
 33.前田翔吾   @  A    3C5E7
128.高橋悠希 1A  B  C5

 横風がやや強く、プレーに影響している。
 特に、しっかり構えてガツンと打つタイプの前田君はプレーがしにくそうだ。
 左利きの高橋君はトップスライスのサーブが、スピードも変化も有って、サービスゲームを有利に進める。
 高橋君が2ブレークして5−2とリードした注目の8ゲーム。開き直った前田君と、体力のきつさを強い気持ちでカバーする高橋君は互角に展開する。デュースの7ポイント目を、前田君は耐えて長いラリーを制し初のブレークで3−5となる。
 高橋君は体力がきついのが目に見えてきて、膝が伸びてミスが早くなってきた。
 前田君は横風にも対応し、最後まで自分のテニスを貫いて5ゲームを連取して逆転勝利となった。


3位決定戦:
熊田 幹 6−2 結城 陽

18才以下・女子(7/25:青葉の森)

写真左から
 
優勝:木村 加奈(若松高)
       準優勝:塩谷 瑞希(ken’s海浜幕張)

               
3位平田みなみ(ken’s海浜幕張)
            
         4位:橋本 里穂(若松高)

決勝:木村 加奈 6−1 塩谷 瑞希
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

  1.木村加奈 1A3  4D6
 25.塩谷瑞希     1

 塩谷さんはループのスピンで繋いで相手ミスを誘うゲームスタイルだ。
 木村さんはハードヒットが持ち味だが肘を痛めている。その分軽いフットワークでよく動く。そして、強打・ループスピン・スライスを混ぜ、ミスをしない範囲で相手を揺さぶる。
 塩谷さんは相手の好プレーに打つ手がない。繋ぐことしかできず、またダブルフォールトも多く不完全燃焼の試合だった。
 木村さんは昨年は16歳以下で2R敗退だったが、今年はワンサイドの試合運びでうれしい優勝を手にした。


3位決定戦:平田みなみ 6−3 橋本 里穂
16才以下・男子(7/23:青葉の森)

写真左から
 
優勝:三井 一輝(水郷インドアTA
       準優勝:東 章(渋谷幕張中)
             3位:田口 龍(市川中
                  4位:増田 亮(渋谷幕張高)

決勝:三井 一輝 6−1 東 章
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

 1.三井 @  A3C5E
 120.東   @

 両者左利きで、慣れるまでお互いやり難いだろう。
 三井君は背が高く身体がしっかりしてる。ファーストサーブのフラット、セカンドのスピンともに威力があり、しっかりサービスキープをしている。
 東君はサーブやショットの回転・コース・スピードを巧みにコントロールし、フットワークも良い。
 東君がショットの質や配球の良さでゲーム展開を支配できるのだが、決めに行ったショットがミスに繋がり、序盤から中盤まで東君はなかなかゲームを取ることができない。
 終盤には、東君は早くポイントを取るため攻め急ぐが、結果的にミスが早く多くなる。
 三井君がマッチポイントをスマッシュで決めて、競った内容ながらワンサイドのスコアで優勝をもぎ取った。「
昨年の大会で先輩が準優勝で悔しがっていたので、優勝でリベンジできて嬉しいです」と語った。 

3位決定戦:田口 龍 6−1 増田 亮
16才以下・女子(7/24:青葉の森)

写真左から
 
優勝:渡邉 妃香(市川中)
       準優勝:坂井 花菜(殿山TG)

             
3位森本 結衣(NTD八千代)
            
      4位:植原 舞美(東京成徳大学中学)

決勝:渡邉 妃香 7−6(2) 坂井 花菜
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

 15.坂井 1  A B4D   E    .  
 27.渡邉  
1A B   C5E F(2)

 今年一番の暑さの中で行われた。
 坂井さんはフォアバックとも両手打ちで、フラットなショットで攻めるのが持ち味。渡邉さんはフラットサーブで攻めて、ループのストロークでつなぐゲームスタイル。
 序盤は両者ともミスが多くてゲームが競っている。
 中盤、坂井さんのスライスサーブとストロークがよく入り、5−3と勝利まであと一歩。ここで、坂井さんは守りに入ってしまったのか、ストロークを攻撃的に打ちきれなくなった。また、渡辺さんがミスをしないように丁寧にループのストロークを打ち始めた。
 坂井さんはループの高い打点を打ちきれなくなり、また深いストロークをハーフバウンドで返球することを強いられミスが多くなってきた。
 ポイントするパターンを見つけた渡邉さんが、そのままタイブレークもものにして、うれしい初優勝を手にした。「
明日は中学生最後の団体戦もあるので頑張りたい!」と嬉しいスピーチをした。

3位決定戦:森本 結衣 6−3 植原 舞美

14才以下・男子(7/25:青葉の森)

写真左から
 
優勝:尾上 朝陽(あじさいインドアTS
       準優勝:伊藤 智夏也(メディカルSP)
             3位:片岡 翼(アルドールTS
                  4位:山本 一輝(松原TC印西)

決勝:尾上 朝陽 6−4 伊藤 智夏也
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

 10.伊藤  @ A B C   .
 66.尾上 
@ A B C D6

 左利きの伊藤君のスピンサーブとフォアのトップスピンのストロークは、威力十分でサービスキープを続ける。
 尾上君もスライスサーブに切れやコースの工夫、甘いリターンを上手く攻めてサービスキープを続ける。
 弾むスピンサーブとフォアのストローク後の甘いボールをチャンスにできれば伊藤君のペース。相手の威力あるサーブ、バックに弾んでくるフォアのトップスピンを一旦クリアして、ストローク戦に持ち込むと尾上君のペース。
 いかに先にブレークするかが両者の課題だ。
 サービスキープが続き5−4で尾上君がリード。
 伊藤君の良いサーブが入っていた10ゲーム目だが、尾上君がラリーに持ち込むことができてついにブレークし、初優勝を手にした。

3位決定戦:片岡 翼 6−3 山本 一輝

14才以下・女子(7/26:ヒルスコート)

写真左から
 
優勝:兵藤 弥友羽(あじさいインドアTS)
       準優勝:工藤 由愛(志津TC)

             
3位小野るりな(きさらづアウルTC)
            
      

決勝:兵藤 弥友羽 7−6(2) 工藤 由愛
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

  1.兵頭 1A3  4     5   EF(2)
 36.工藤      1  2B4  5E

 横風がやや強くプレーがやり難そうだ。
 左利きの兵頭さんは身体全体を使って、フルスイングからのループのトップスピンが基本だ。工藤さんはフラットサーブとフラットのストロークでスピードのある展開が持ち味。
 前半の工藤さんは、ダブルフォールトとストロークのアウトが多く1−4とリードされる。
 後半、工藤さんのフラットのストロークが、深く入り始めポイントに結び付き4−4と追いつく。回転を加えたサービスも入り始めた工藤さんが6−5と逆転した。
 勝利目前の工藤さんだが、疲れたのか細かいフットワークが出来なくなってミスが多くなる。試合はタイブレークにもつれ込んだ。
 兵頭さんはタイブレークでも動きが良く、ストロークも良く振れている。そのまま、疲れた工藤さんを振り切って優勝した。

12才以下・男子(7/27:ヒルスコート)

写真左から
 
優勝:日下 律希(楠C
       準優勝:鉄矢 朝大(メイユールTP)
             3位:中村 李暉(松原TC印西
                  4位:河野 天音(松原TC印西)

決勝:日下 律希 7−5 鉄矢 朝大
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

 20.日下 @2  3C   5   E7
 40.鉄矢    1   A3  4D

 ヒルスコートで横風が一番強い日で、プレーがやり難そうだ。
 鉄矢君はフォアに回り込んで、ほとんどフォアで打ち込むスタイル。
日下君はフラットぎみのストロークが基本だが、間がいいのかラリーに余裕がある。
 序盤から鉄矢君はフォアで攻め込むが、日下君は当てて返すデフェンスが上手で4−1とリードする。
 6ゲーム目、鉄矢君はミスを抑えてつなぐ戦術に変更し、ゲームを取り始め5−5に追いつく。
 お互いにミスをしたくない終盤、ライン際を避けて相手を動かす長いラリーが続く。
 マッチポイントも長いラリーが続く。鉄矢君のダウンザラインを狙ったバックハンドストロークが、わずかにアウトして日下君がうれしい優勝を手にした。


3位決定戦:中村 李暉 6−4 河野 天音

12才以下・女子(7/28:青葉の森)

写真左から
 
優勝:寺島 沙帆(サムライテニス)
       準優勝:渡邉 夏緒(ルネサンス鷹之台TC)

             
3位横山 真都(アートヒルTC)
            
      4位:秋元 空(ATA)

決勝:寺島 沙帆 6−1 渡邉 夏緒
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

 16.寺島 @2B   C5E
 24.渡邉      @

 寺島さんのストロークはループのショットもあるが、強打主体で左右へ打ち分ける。サーブも威力もあり渡邉さんのリターンミスを誘っている。
 渡邉さんは、寺島さんの強打のサーブ・ストロークに対抗してラリー戦に持ち込むが、バックアウトやネットが多くなる。
 寺島さんは3−0の4ゲーム目で、より強打をしたためミスが多くなり1ゲームを失った。
 寺島さんはその後に平常心を取り戻し、連取して勝利した。
今日は暑くて大変だったが、優勝できてうれしい。他の大会でも頑張りたい!」と喜びと抱負を語った。
 
3位決定戦:横山 真都 6−3 秋元 空
グリーンボール
10才以下・男子(7/28:青葉の森)

写真左から
 
優勝:大房 陽向(松戸TC
       準優勝:大森 瀬那(Hills K-NTA)
             3位:大房 祐星(松戸TC)
                  4位:大岡 歩生(Hills K-NTA)

決勝:大房 陽向 6−4 大森 瀬那
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

 12.大森   @2    3  4  . 
 42.大房 
@   2B4  5  6

 1ゲーム目から長いラリーが続く。
 身体の大きい大房君は打球時に声を出し、気合十分に重いトップスピンで攻める。
 小柄な大森君は体軸を真っ直ぐに保ち、身体の回転を使うストロークがコントロールの良く、構えに余裕があり楽に返球している。
 大房君が強打で攻めてミスをさせ、大森君がコントロール・ショットで相手を動かしてミスを誘う。
 太陽が目に入る側ではお互いにブレークされ、ブレークの多い試合展開だが、お互い持ち味を発揮して互角の展開だ。
 9ゲーム目の大房君は攻めミスが多く5−4に追いつかれる。
 流れをつかみ掛けた大森君は、最後のゲームでも上手く攻めていたがアンフォースドエラーが続き力尽きた。
 大房君が最後まで一生懸命に元気に攻めて、うれしい優勝を手にした。

3位決定戦:大房 祐星 6−2 大岡 歩生
 
10才以下・女子(7/28:青葉の森)

写真左から
 
優勝:富田 晴翔(サン・グラスTC)
       準優勝:松尾 陽歩(Hills K-NTA)

             
3位戸田 愛莉(オールサムズTC)
            
      4位:丸山 実夢(殿山TG)

決勝:富田 晴翔 6−2 松尾 陽歩
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

 11.富田 1A  B4  5E
 24.松尾    @   2

 お互いにサーブは武器になっていないので、ストローク戦での勝負になる。
 富田さんは安定したスライスサーブを入れて、エッグボール系の威力のあるストロークで左右に振り回す。松尾さんはループスピンのストロークをセンターに返球しミスを待つ。
 4ゲーム目は各ポイントとも長いラリーが続いたが、富田さんが攻め切って3-1とリードする。その後も富田さんの攻めが続く。
 7ゲーム目は松尾さんのサービスゲームだが、松尾さんはダブルフォールトも有って2−5と追い込まれる。
 最後のゲームの1・2ポイント目は、お互い意地を見せて超長いラリーが続く。そのラリー戦を取った富田さんがそのままゲームを制し、「
うれしい優勝!」を手にした。


3位決定戦:戸田 愛莉 6−2 丸山 実夢