第23回千葉フレッシュジュニアテニストーナメント(2008年)

「結果」
「18才以下・男子」「18才以下・女子
「16才以下・男子」「16才以下・女子
「14才以下・男子」「14才以下・女子
「12才以下・男子」「12才以下・女子
「10才以下・男子」「10才以下・女子

各年齢別の入賞者のご紹介 
18才以下・男子(7/24:青葉の森)


写真左から
 優勝:
岡野亮太(東京学館浦安高)
   準優勝:森下 覚(千城台高)
       3位:
中島 朗(ケー・ティーTC)
         4位:坂本大健(若松高)


決勝:岡野亮太 6−3 森下 覚
連日の猛暑の中を、勝ち抜いてきた両選手の決勝戦も熱かった。
 森下君は、トップスピン、スライス、ネットプレーとオールラウンドのプレーをするが、ミスが多く0−4と大きくリードされたのが敗因だ。
 岡野君はどのショットもよく、森下君を上回っていた。さらに、ポイントへの執着心は他の選手を圧倒し、初戦からの各試合で、取られたのは3ゲーム以下という、圧倒的な優勝だった!
    
3決:中島 朗 Ret. 坂本大健
18才以下・女子(7/25:青葉の森)

写真右から
               
優勝:山口実紗(テニコミ千葉)
           準優勝:中山智美(千葉北高)
        3位:山本愛子(千葉女子高)

   4位:角田 光(市立千葉高)


決勝:山口実紗 6−2 中山智美
今日もコートサイドにある、日影の温度計は36℃を指す。
猛暑の中、決勝と3決が同時に始まった。
 序盤から、山口さんの強烈なサービスが効果的に決まり、
4−1とリードする。大きなリードで、さらに余裕ができ、強打の
ストロークに時折ネットプレーと硬軟を使い分け5−1と王手!
 途中、トップスピンで粘りのプレーをする山中さんに5−3と
接近されるが、気合いを入れなおして6−3と振り切り、
山口さんがうれしい優勝をした。


3決:山本愛子 6−4 角田 光
  
16才以下・男子(7/27:高浜)

写真右から
               
優勝:鈴木雄祐(リーベTS)
           準優勝:山崎慶介(東邦高)
        3位:熊田 暉(クレールインドアTS)

   4位:金澤尚史(市川高


決勝:鈴木雄祐 7−6(5) 山崎慶介
両選手とも素晴らしいテニスをした。
ストロークはよく振り切れ、安定感抜群で、ミスが少ない。
フットワークも良く、ファーストサービスの確率が高い。
 ゲームは、お互いサービスキープで、山崎君が1ゲームリードし、鈴木くんが追いつく形で、5−5まで進む。
 ここで、お互いブレークし6−6。
 そのままタイブレークに持ち越された接戦も、最後のポイントが
なんと山崎君のダブルフォールト!
 鈴木くんが激戦をせいして、栄冠を手にした。

3決:熊田 暉 7−6(2) 金澤尚史
16才以下・女子(7/26:高浜)

写真左から
 
優勝:金子美穂(楠C)
    準優勝:菅原茉那(松原TS印西)
       3位:梅原 萌(プラムページTP)
           4位:岩崎美紀(プラムページTP)

決勝:金子美穂 6−2 菅原茉那
ムーンボールやドロップショットなど多彩なショットや戦術、
無駄なショットの少ない、見ごたえのある決勝戦になった。
その中で、ミスの少ない金子さんが0−2から6ゲーム連取し、
見事優勝した。
菅原さんは2−0になってから、足が止まりミスが多くなったように見えた。


3決:梅原 萌 6−3 岩崎美紀
14才以下・男子(7/29:青葉の森)

写真左から
 優勝:
波多野 雄斗(セントラルTS長沼)
   準優勝:藤原海輝(麗澤中)
       3位:
志村風信(SCルネサンス幕張)
         4位:人羅賢太(きさらづアウルTC)


決勝:波多野 雄斗 6−4 藤原海輝
序盤、お互いにショットが安定せず、サービスブレークで2−2になる。
 藤原君のキープで3−2になってから、お互い硬さがとれ、プレーが良くなってきた。
 コースを打ち分ける藤原君と、長身から強力なトップスピンを繰り出す 波多野君、両者譲らず互角のゲームになった。
 その中で、ミスの少なかった波多野君が6−4で勝ち、栄冠を手にした。


3決:志村風信 6−2 人羅賢太
14才以下・女子(7/30:青葉の森)

優勝:秋元 麻優菜(殿山TG)
   準優勝:森田莉絵(麗澤中)
       3位:
清水 麻理菜(鷹之台TC)
         4位:平良 遥(フミヤエース市川TA)


決勝:秋元 麻優菜 6−1 森田莉絵
 秋元さんは、2回戦の苦しい接戦を勝ち抜いた後は、
ネットプレーに課題を残しながなも、一気に優勝まで勝ち上がった。
暑い中、集中力を保ちながら、良く動いたのが勝因だ。
「練習で男子の速いボールもよく見えて、調子良かった!」と
試合にむけて調整万全だったようだ。
 森田さんは、大人しいプレーに見えたので、ガッツポーズなどで
自分を盛り上げるとより良くなるかも知れない。

3決:清水 麻理菜 6−1 平良 遥
12才以下・男子(7/30:青葉の森)

写真左から
 
優勝:宮本大勢(K−TT)
    準優勝:白清健祐(フミヤエース市川TA)
       3位:田代悠雅(楠C) 
           4位:金納拓海(TAC


決勝:宮本大勢 6−4 白清健祐
試合のスタート時点から、両者とも気合いが入り、
集中力も高まっていた。
サーブ・ストローク・ボレー等の技術も、必要な時には
声を出して気合いを入れていくメンタルも、どれをとっても互角。
後半になって、疲れの見えてきた白清君のミスに乗じて、
宮本くんが一気に勝利をものにした。

3決:田代悠雅 6−1 金納拓海
12才以下・女子(7/31:青葉の森)

写真左から
 
優勝:川口真弥(殿山TG)
    準優勝:斉藤美紀(プラムページTP)
       3位:嶋田瑠加(ダンロップ常盤平) 
           4位:上岡志帆(八千代SGITS)


決勝:川口真弥 6−4 斉藤美紀
始めから、長いラリーが続き、1ゲーム離れてもすぐ追いつく
シーソーゲームとなる。
 お互い、確率の高い、深いラリーが続くなか、左利きの斉藤さんは攻撃するとミスが出るので、攻めきれない。
中盤からはドロップショットを使い、川口さんのミスを誘う作戦が良かったが、多くはトライできない。
 一方の川口さんは、よく動き長いラリーを全く苦にしなかった。リスクを冒さないながらも、スライスを混ぜたり多彩なショットを打つ。
サービスキープで5−4とリードした後、集中が切れたような斉藤さんの、
それまで無かった簡単なミスで勝利。うれしい優勝となった。

3決:嶋田瑠加 6−2 上岡志帆
10才以下・男子(8/3:青葉の森)

写真左から
 
優勝:神田留尉(A−one)
    準優勝:岡 倫太郎(楠C)
       3位:雲木航太(松原TS印西) 
           4位:高澤 滉(フミヤエース市川TA)


決勝:神田留尉 6−2 岡 倫太郎
神田君は、全身バネのようだ。
だから、スピンサービスや、トップスピンのストロークは
よく跳ねて、岡君を苦しめた。
さらにストロークでは、ライジングでも後退しながらでも
ジャンピングでボールを叩ける技術と強い気持ちがある。
 岡君も全身を使ったハードヒットで対抗するが、
神田君のよく跳ねるスピンや、伸びのあるショットに
たびたびミスを強いられた。
いい攻めをしても、神田君の速い動きで切り返され、
思うように攻めきれなかった。
今大会、各選手を圧倒的し、神田君が優勝した。

3決:雲木航太 6−4 高澤 滉
10才以下・女子(8/3:青葉の森)

写真左から
 
優勝:渡邉茉奈(きさらづアウルTC)
    準優勝:中村冴香(K−TT)
       3位:岩井真優(志津TC)
           4位:猪俣莉々花(フミヤエース市川TA)


決勝:渡邉茉奈 6−1 中村冴香
 渡邉さんは、高い打点からのフラットのショットが速くコントロールが良い。リターンはブロックで返球し、ほとんどミスをしない手堅いプレーをする。前に出ても全くあわてず、ボレーやスマッシュを良くコントロールしていた。
 中村さんは、チャンスと思ってハードヒットをした時、ミスが多かった。また、渡邉さんのショットは肩の力が抜けているので、コースが読みづらく、対応がどうしても後手になる。
 いい試合だった決勝戦を、渡邉さんのオールラウンドなプレーが制し、
うれしい優勝となった。

3決:岩井真優 6−4 猪俣莉々花