第22回千葉フレッシュジュニアテニストーナメント(2007年)


結果速報」+「ベスト8
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各年齢別の入賞者のご紹介 
18才以下・男子(7/25:青葉の森)

写真左から
 優勝:杉本 耕作君(アポロコーストTC)
   準優勝:岩崎 寛君(土気高)
       3位:石川 文仁君(フミヤエース市川TA)
         4位:近  琢也君(検見川高)

決勝 岩崎 寛 0−6 杉本 耕作
   岩崎君のフォアのパワー炸裂かと思いきや、杉本君のショットはハードヒットに見えないが、いわゆるエッグボールの弾道でしっかりと打ち込まれ、ショットのスピンと伸びは素晴らしかった。
   岩崎君は、ベースライン少し後ろで、ライジングのハーフバウンドの処理を強いられることが多く、ミスの連発となった。
   結局、杉本君が完勝で、うれしい優勝となった。
18才以下・女子(7/25:青葉の森)

                  写真右から
               優勝:福田 舞さん(渋谷幕張高)
           準優勝:秋葉 可奈さん(検見川高)
        3位:田邊 芹香さん(千城台高)
   4位:鈴木 沙央里さん(鷹之台TC)
決勝 福田 舞 −0 秋葉 可奈
  優勝した福田選手は各ショットが安定しているところが強味だ。さらに、ゲームの組み立てができているため、試合運びに無理がなくミスが少ないのがなかなか良い。
  今後は、ファーストサービスのパワーアップと安定性が課題となるだろう。

  オールラウンドのプレーができる秋葉さんは、準決勝のプレーができれば・・・。ミスが多過ぎました。次回に期待いたします。
16才以下・男子(7/27:青葉の森)

写真左から
 優勝:篠原 翼君(VOTA)
   準優勝:栗並 慧君(INABA TS)
       3位:本多 貴博君(松原TS印西)
         4位:蕪山 浩平君(渋谷幕張中)

決勝 栗並 慧 3−6 篠原 翼
   スピンでの打ち合いは(サービスも含めて)、篠原君に分があるようにみえた。しかし、栗並君はフラットなショットでダウンザラインのエース、フォアのアングルショットで篠原君を走らせる。難しいショットもスライスで難なく処理する。両者ネットプレーもからませ、互角の戦いだ。
   3−3のノーアド時に栗並君はアドサイドのレシーブを選んだ。それまでアドコートで数回、バックへのスピンサーブのリターンをミスしていたので疑問だ。案の定、バックに良く弾むスピンサーブが入り、リターンをネットしてしまった。
   その後、篠原君は果敢にバックへ、ヘビートップスピンを集めて一気に流れをつかみ3ゲーム連取で、優勝した。ノーアドは3ゲームとも取った。
   「本当にうれしいです!うれしくて言葉に表すことができません!」と、スコア以上の接戦を制して、篠原君はスピーチで喜びを表していた。
16才以下・女子(7/28:高浜)

写真左から
 優勝:中村 朱里さん(志津TC)
    準優勝:西岡 明日雅さん(渋谷幕張高)
       3位:山本 園華さん(土気高)
           4位:長野 麻耶さん(渋谷幕張中)
決勝 中村 朱里 −1 西岡 明日雅
  試合はストローク戦で始まった。。ただ、中村さんのストローク・サービスは身体全体を使って良く振り切れ、スピード・スピンとも西岡さんを圧倒している。
  西岡さんは、中盤までまともに打ち合おうとして、次第に押さえきれずショットがアウトする事が多く、試合は中村さんのペースで進む。
  終盤、西岡さんは、ミスしないように当てて返す様にしてから接戦になってきたが、中村さんはチャンス時のエースを決め、流れを呼び戻すことはできなかった。打ち合うよりミスしない様につなげる作戦が良かったかも知れない。
  中村さんは良いストロークとサービスを持っているので、今後はネットプレーでもポイントが取れるともっと良い。
14才以下・男子(7/29:高浜)

写真左から
 優勝:中袴田 浩紀君(きさらづアウルTC)
   準優勝:鈴木 翔君(志学館)
       3位:坂上 祥隆君(アイワテニス)
         4位:坂本 勇馬君(アポロコーストTC)

決勝 鈴木 翔 1−6 中袴田 浩紀
   第1と第2シードの対戦となる。猛暑の中、声を出して元気にプレーが続く。深いラりーと打ち合いとなる。
   中袴田君は切れのあるスライスサーブを武器にチャンスを作り得点する。そして、相手のアタックはベースライン後方でブロック、甘い球には素早く前のポジションで打つ。ポジショニングが上手い。
   5−1からの7ゲーム目。鈴木君は速いフラットサービスを武器に、浮いたりターンでチャンスボールを手にするが、ふかしたアウトが1本、低い打点を叩いてネットが1本。チャンスボールが生かされない!ミスがあまりに多く、スコアに差がついて、しょんぼりしていた。
14才以下・女子(7/31:青葉の森)

写真左から
 優勝:福田 千夏さん(サムライテニス)
    準優勝:鈴木 香菜さん(オールサムズTC)
       3位:菅原 茉菜さん(秀明大八千代中)
           4位:森本 佳楠さん(きさらづアウルTC)
決勝 鈴木 香菜 0−6 福田 千夏
  試合はストローク戦に終始し、ネットプレーは無かった。
  優勝した福田さんは、オープンスタンスで打つのが上手く、キビキビした切れの良いフットワークで、ダウンザラインへもショートクロスをサイドTへも、ほぼイメージ通りのショットを連発する。しかも、ベースライン上で速いタイミングでボールを捉えるアップテンポなテニスでこの試合を支配している。
  鈴木さんは、攻められ走らされ、ポイントを取れるチャンスも中々来ない。しかも、セカンドサービスはショートクロスへ何度もリターンエースを取られ、サービスゲームもままならない。準決勝までのいいところが発揮できない。
  いい形で決勝を終えた福田さんは、「去年の大会では3位(12才以下)だったのが、今年は優勝できてうれしい!」とスピーチ!これで、「フレッシュ」からは卒業だ!
12才以下・男子(8/1:青葉の森)

写真左から
 優勝:立石 光君(白井TC)
   準優勝:金沢 玲音君(アポロコーストTC)
       3位:伊藤 真吾君(八日市場小)
         4位:大森 由貴君(TAC)

決勝 立石 光 6−0 金沢 玲音
   立石君のテニスはタッチ系の変幻自在なテニスだ。サーブは左利きのスライスサーブを主に、時には右手でも打つ。フォアのストロークは右手のループのトップスピンを主に打つが、バックは両手打ちでよく切れたスライスを武器に、時には片手バック・左手フォアと、的を絞りにくいテニスをする。コースやコンビネーションも中々良い。
   ハードショット系の金沢君は、立石君の多彩なショットに良く対応し攻め続けるが、わずかにアウトやネットなどミスが先行してしまう。中盤以降はリターンミスやダブルフォールトをしてしまい、結果的にほとんどポイントが取れなかった。
   立石君は最後のポイントをドロップショットで締めて、第1シードを守って堂々の優勝だ。
12才以下・女子(8/1:青葉の森)

写真左から
 優勝:斉藤 佳帆さん(きさらづアウルTC)
    準優勝:小川 由貴さん(志津TC)
       3位:恩地 えりさ さん(志津TC)
           4位:八田 佳子さん(船橋さくらTC)
決勝 斉藤 佳帆 −3 小川 由貴
  斉藤さんは構えた時のトップスピンの効いた堅実なストロークと、難しいボールはフットワーク良く拾うという、ミスの少ないテニスが持ち味。
  小川さんは、フラット系のスピードボールが持ち味で、ストロークでウィナーを狙うテニスだ。スピードボールで10個以上のウィナーを決めるが、スピンをかけないショットなので飛びすぎてアウト、抑えすぎてネットのミスも多い。
  斉藤さんは堅実なテニスを最後まで続け、小川さんにウィナーと引き換えにエラーの山を築かせることができ、うれしい優勝となった。
10才以下・男子(8/3:青葉の森)

写真左から
 優勝:山中 恭兵君(ロイヤルSCTC)
   準優勝:武井 優太君(アートヒルTC)
       3位:益子 理光君(初石TC)
         4位:水口 弘裕君(志津TC)

決勝 武井 優太 1−6 山中 恭兵
  武井君は、左利きの良く曲がるスライス・サーブとトップスピンストロークが武器だ。しかも構えた時には、身体の回転を利用して高い打点から、果敢にコースへ叩き込む攻撃的なテニスで決勝まで勝ち進んできた。
  山中君は、サーブもストロークもガツンと音がする、パワーのあるショットがある。加えて、フットワークの速さ、バランスとも抜群だから、どんな局面でもほとんどエラー無く打ち続けて勝ち上がってきた。
  決勝の武井君は、準決勝までと同じように良いショットを打っていたが、山中君がベースライン際の深いボールのハーフバウンドの処理が上手く、なかなか攻めきれない。
  武井君は山中君の重量級のショットの前では、ラリー戦でミスが先行し、次第にリターンミスやダブルフォールトなど早いエラーが多くなって崩れてしまった。
  素晴らしいテニスで山中君が優勝した。 
10才以下・女子(8/3:青葉の森)

写真左から
 優勝:梅津 葵さん(アートヒルTC)
    準優勝:矢野 伽南子さん(フミヤエース市川TA)
       3位:田村 有希さん(フミヤエース市川TA)
           4位:橋 淳乃さん(フミヤエース市川TA)

決勝 矢野 伽南子 3−6 梅津 葵
  梅津さんは身体全体で打つストロークにパワーがあり、序盤から矢野さんを圧倒する。
  一気に流れをつかみ5−1になる。
  それでも矢野さんは、スピードあるサーブや吹っ切れたように打ち込むストロークの切れが良くなり、相手のミスを誘い3−5まで追いつく。
  次の9ゲーム目は、矢野さんの攻撃的なショットに、梅津さんは強打できずにつなぐ展開。デュースになり、迎えたノーアドのポイントは、ラリー戦から短くなったチャンスボールを、矢野さんがバックハンドストロークでウィナーを狙う。しかし、惜しくもサイドアウト。ゲームオーバー!
  梅津さんが逃げ切っての優勝だ!


注意事項:
今大会々場の1つである「高浜テニスコート」横の道路は、
全て駐車禁止です。
千葉西警察署からは「厳しく取り締まる」と、そして公園事務所からも「路上駐車厳禁」の通達がありました。
従いまして、限られた駐車場ですので、公共の交通機関のご利用、お車の時は乗り合いで、満車の際には、稲毛海浜公園の駐車場に止めるなど工夫していただき、
大会運営にご協力下さいます様、お願い申し上げます。